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マスターサーヴァント 2

結構前に書いてた話の続きです。
途中で止まっていたのを再開しました。
以前考えていたものとは変わってしまいましたがこれはこれで・・・。








カルデアの廊下を全力疾走するサーヴァントがいた。
アヴェンジャー、ジャンヌ・ダルク・オルタ。
涙を流しながら走る彼女をゆっくりと笑顔で追いかけているのはほぼ同じ容姿であるルーラー、ジャンヌ・ダルク。
もう一人の自分を何を思って追いかけているのだろうか。

「だ、誰かっ。ヒィヒィ・・・誰かーっ」

「・・・あん?」

「あ!やっと誰か見つけたわ!後ろにいるあいつを何とかしなさい!」

赤い文様のある白銀の鎧を纏った女性のサーヴァントがそこにいた。
セイバーのサーヴァント、モードレッドが怪訝そうな表情でジャンヌ・オルタのことを見ている。

「何だ?あれは・・・もう一人のお前じゃねーか。喧嘩なら正々堂々と戦えよ」

「違うのよ!あれは何かが違うの!何故か私のことを追いかけてきて気持ち悪・・・」

「気持ち悪いなんて酷いですね」

「ひっ!?」

ゆっくり歩いていたように見えたジャンヌはいつの間にかオルタの肩にそっと手を置いていた。
生暖かい温もりといやらしい視線がオルタに向けられている。

「おい、嫌がってんだろ。それくらいにしてやれよ」

「あら・・・ふぅん?この子の味方をするんですか?」

見かねたモードレッドがジャンヌの腕を掴む。
少し強めに握られてジャンヌはオルタから手を離した。
チャンスと言わんばかりにオルタは全力で駆け出す。
ジャンヌはその後ろ姿を残念そうに見ていた。

「ああ・・・また行ってしまった」

「こんなところで喧嘩なんて・・・あ?」

モードレッドは何かに気づいた。
オルタの言っていたように目の前にいるサーヴァントは何かが違ったのだ。
確かにジャンヌ・ダルク本人である。
しかし別の何か、しかも自分の知っている何かをジャンヌから感じていた。

「・・・マスター?」

ジャンヌはモードレッドと顔を見合わせる。
驚いているのはモードレッドだけでなくジャンヌもだった。

「・・・おや?気付いてしまうのですね」

「な、何だ?本当にマスターなのか?一体どういう・・・」

「ふふふ・・・教えてあげましょうか」







「これくらい・・・はぁはぁ・・・来れば・・・だいじょうぶ・・・ゲホッ」



「む」

「うわ、よりにもよってあんたに・・・はっ」

ジャンヌ・オルタは考えた。
目の前にいる破壊の化身を味方にできれば何とかなるのでは・・・。

「ちょうどよかったわ。えーと・・・このお団子あげるから・・・私のいうことを」

「うん、お団子はいい文明。もぐもぐ」

「ちょっ!はやっ!?」

アルテラは目にも留まらぬ速さでお団子をひったくると全て食べてしまった。
飲み込とオルタの方を向く。

「確かにいただいた。約束だ。望みは何だ?」

「え、いいの!?・・・ルーラーのサーヴァント、ジャンヌ・ダルクに、その何だっけ・・・宝具をぶっ放してきてちょうだい」

「うん、容易いこと」

立ち去るアルテラ。
ジャンヌ・オルタは悪い笑みを浮かべていた。

「ふふ、これで私の力を思い知って懲りるでしょう」

見事な考えだと誇らしげな顔で呟く。
ほぼ他人任せで偶然の思いつきであることなどはすっかり忘れて彼女は自室へと帰って行った。






「わかった」

「わかってくれましたか」

「お前、一回ぶっ倒してやる」

「わかってませんでしたかー」

モードレッドが愛用の剣、クラレントを構えてジャンヌ・ダルクを睨んでいる。
対するジャンヌはやれやれという表情で相手がどう動くかを伺っていた。

「マスターとは気が合うと思ってたんだが取り下げる。安心しろ。死ぬ寸前で止めてやる」

「そんな怖いこと言わないで下さいよ・・・それに、モードレッドにだってメリットはあるはずですし」

「うるせぇ!そうやって騙すようなのは大嫌いだ!黙って」

「モードレッドってお父さんのフィギュア持ってなかったっけ?」

「斬られ・・・あ?な、なななんでそんなことを」

あからさまに動揺するモードレッドにジャンヌはニヤリと笑った。

「ち、父上は関係ないだろ!」

「もし・・・もし協力してくれるなら、お父さんといいこと、させてやってもいいんだけどな~」

「父上と・・・いいこと・・・?」

モードレッドは悩んだ。
目の前にいるジャンヌ・・・自分のマスターはイケナイことをしているように思えた。
説明にあったようにこれから何かと便利になることは間違い無いだろう。
しかしそれがマスターの欲望の為だけに利用されそうなのは明らかだった。
既に同化しているサーヴァントがマシュとジャンヌであることからも彼の思いは見え見えだ。
そこに普段相手にしてくれない父上が優しくしてくれる姿が頭に浮かぶ。
夢のような・・・妄想で終わっていることのはずだった。
それが実現できるのだとしたら・・・。

「ふふ、悩むでしょう」

「・・・そ、そんなこと言ったってお、おおお俺は騙されないぞ!こ、ここでぶっ倒してそんなことできないようにして・・・」







アルトリア・ペンドラゴン、それが彼女の真名である。
自室で静かに佇む彼女は気品と魔力に満ち溢れていた。
気配を感じた彼女は顔を上げ目を開き扉の方を向く。
マスターと別のサーヴァントの両方が近づいてきているようだった。
自分が必要とされているのならば、と彼女は立ち上がり鎧を身に纏う。
がちゃがちゃと音を立てている時に思った通り扉が開かれた。

「マス・・・ター?」

感じた気配は二つ、だがそこにいたのはサーヴァント一人のみだった。
ジャンヌ・ダルクがアルトリアを見つめていた。

「失礼しますね」

部屋の主の許可を得ることなくジャンヌは中に入ってきた。
一緒に近づくマスターの気配にアルトリアは理解が追いつかず間抜けな顔をしている。

「おや?どうしたのですか?」

「・・・おかしい。貴女からマスターの気配がします」

「さすがですね」

ジャンヌはニンマリと笑う。
その表情は楽しげでそして官能的でもあった。
聖処女とも言われた彼女のする表情にはとても見えなかった。

「さすがは円卓の・・・って、何してるんですか?」

「・・・大体のことは察しました。お仕置きが必要なようですねマスター!」

風王結界によって覆われ目に見えぬ剣をジャンヌに向けるアルトリア。
ジャンヌの表情、そしてマスターの気配。
さらには汗ばんだ体に何かが垂れている足。
その状況から彼女は長い付き合いのマスターの真意を汲み取ってしまったようだ。

「ちょ、ちょっと待って!なんでいきなり!?」

「どのようにしてジャンヌ・ダルクの姿になったのかは知りませんが油断させるおつもりだったのでしょう?」

「ち、違いますよ!」

ジャンヌは慌てて相手を説得する。
そして建前ではあるがここまでの経緯を簡略して説明し始めた。
ベッドに並んで座りアルトリアはルーラーの言葉に聞き入る。

「我々サーヴァントと融合する・・・?」

「そう!令呪の制約を乗り越えてチームワークを良くするためですよ」

綺麗事をまくし立てられアルトリアもその合理性について理解を示し始める。
剣を収めた彼女にマスターは追い討ちをかけようとした。

「ご存知の通り私もマスターと融合に成功しています。意思の疎通のみならず魔力の回復も思いのままです」

「なるほど」

「わかっていただけましたか?ではさっそく」

「ふむ・・・ふむ」

アルトリアは立ち上がりジャンヌとの間合いを取る。
ため息をつきまっすぐマスターのことを見据えた。

「ど、どうしたんです?」

「今なら許して差し上げましょう。さあ、そのサーヴァントの体から出るのです」

「えっ?」

アルトリアはまたも剣を構えていた。
その目には容赦など無く文字通り一刀両断する気を見せている。
いくらジャンヌの体といえどこの距離ではただでは済まない。

「ちょちょ、まっ・・・っていうかそれビーム出す気でしょ!?」

「勿論。貴方はこれぐらいしないとわからなそうでしたので」

ここで宝具を放たれては自分やジャンヌ、そしてこの部屋だけでなくカルデアまでも壊滅してしまう。
詠唱を始めた目の前のセイバーを止めなければ欲望どころか人理修復すら危うくなる。

「エクス・・・うん!?」

途轍もない不快感にアルトリアは詠唱を中断した。
足元から這い上がってくるのは何やら触手のようなものである。
床に広がっているそれらを目で追うとまず液状になり液体はジャンヌの足元から来ていた。
ジャンヌの体が震えるたびにどろっとした液体が彼女の太ももをつたって床に溜まる。

「なんとおぞましい!どこでそのような事を覚えて・・・うあっ」

そう言っている間にも触手はアルトリアの腕にまで達し彼女の腕から剣を奪わんとしていた。

「・・・叩き斬る!」

それらの力を押し切りアルトリアは力任せに剣を振った。
手応えもあり見事にジャンヌは真っ二つにされその断面から液体が吹き出す。
生暖かい液体を壁や床、そしてアルトリアが浴びてしまった。

「全く・・・悪あがきなど・・・」

顔に浴びてしまったその液体を見て彼女は目を疑う。
赤い鮮血だと思っていたそれはまるで違う色をしていた。
どこかで見たことのあるその色。
目の前に横たわる両断されたサーヴァントの瞳と同じ色だった。
顔を見る。
虚ろな目をしているジャンヌ・ダルクは死んでいるようにしか見えない。
だがその瞳がちらりと自分の方へと向きを変えた。
部屋に入って来た時と同じようなその表情。
アルトリアは気がつくのが一歩遅かった。

「くっ!」

薄紫の液体を浴びた部分が全く動かなくなりアルトリアは固まってしまう。
震える手や体は彼女の抵抗の証である。
だがどんなに魔力を振り絞っても動かすことは叶わなかった。

「ちょっとばかり詰めが甘かったようですねぇ?」

横たわったままジャンヌは楽しそうに喋り出す。
切断面からは未だに液体が噴出しておりそれは床に溜まり続けていた。

「助けを呼ぶこともできませんし侵入者でもないので多分誰も来ないでしょう。さて。お、ほぉ・・・」

次第にジャンヌの輪郭はぼやけついには全て溶けてしまった。
ドロドロの紫色のスライムと化しアルトリアの背後に集まり始める。
うねうねと形を変えスライムの中からジャンヌ・ダルクは再出現した。

「うっ・・・ん〜。この体を構成する時も堪らないですね。ジャンヌの豊かな体になっていくというのが素晴らしい」

「あ、貴方は・・・間違っているっ・・・目を覚ますのです、マスター!」

首を動かせないアルトリアは気配の方に言い放つ。
打つ手もなく説得するしか抜け出す道がないのだ。

「間違っているかどうかはまだわかりませんよ。もしそうであればその時はその時。また違う道を探すまで・・・」

後ろで結われた金色の髪に触れながらジャンヌが耳元で囁く。
生暖かい息が耳に当たりアルトリアは身震いをする。

「貴女は私の憧れでもある・・・欲しくならないわけがない」

「やめ・・・あっ」

グチュっという音とともにアルトリアは頭の中を強く揺さぶられている感覚に襲われる。
彼女に見えていないがジャンヌの腕が頭に突き刺さっていた。
とは言っても物理的に穴が開けられているわけではなく皮膚や頭蓋をすり抜けている。
そしてジュルジュルと何かを吸い出し腕から吸収していた。

「あっ!あっあっ!?あっ、あ??」

アルトリアの呼吸は乱れてはいるものの身体的には何も問題はなかった。
腕が突き立てられている頭の中も特に異常はない。
だが精神面で見過ごせないことが起きていた。

「はっ、んっあ・・・ひぎぃ・・・はぐっ・・・あっ・・・あぁっ?」

自分の”心”があるべき場所から追い出されようとしている。
追い出されるといより連れ去られるという方が正しいのかもしれない。
彼女の精神は彼女の体からゆっくり引き剥がされて別の体へと吸い込まれていく。

「あ、あ、あ・・・・・・」

アルトリア・ペンドラゴンの体は完全に”停止”し虚空を見つめる。
その”心”を自らの中へ移動させたジャンヌは震えの止まらぬ腕をアルトリアから引き抜いた。

「いっ、ひっ、さっさすがに、強力な魂ですねっ」

自らの体へ戻ろうとアルトリアの魂はジャンヌの中で必死に抵抗していた。
彼女が暴れるたびにジャンヌの体が勝手に動き悶え苦しむ。
だがすでにジャンヌの心の一部になっていたアルトリアは思いもよらぬ感覚に力が緩んでしまう。

(ああっ・・・そんな・・・なんて・・・破廉恥なっ)

あの紫の液体はジャンヌの膣口から出ていた。
だが出るだけではなくそれらは意思を持って動いていた。
彼女の性感帯を刺激し常に魔力の回復を行なっていたのだ。
無論その刺激は快感として彼女の魂に悦びも与えていた。
それらの感覚をアルトリアの魂も受けてしまったのだ。

(やめろっ・・・やめ・・・やっ)

「どうですかこの体!気持ちいいでしょう?自分のとは違う感覚への探究心も・・・理解・・・ふぅ」

自慢げに説明するジャンヌ自身もその快感に口数が減っていく。
部屋に来る前から刺激され続けたジャンヌの体は熱く火照り快感の波を欲していた。
その中へ突然連れ込まれたアルトリアは混乱し元の体に戻るという目的を忘れてしまう。

(あっあっ、や、やめ・・・やめろ・・・やめ・・・や、あぁっ・・・)

「あっあっ、やめな・・・やめないですよぉ・・・んひっ・・・んあぁっ」

意識が同調し始めマスターは仕上げに入る。
それまで空を掴んでいた両手が胸に当てられ服に隠されて見えない硬くなった部分をさする。
ゆっくりその突起の周りをなぞると腰が浮くような刺激がぞわぞわと通り抜けた。
効果はてきめんだった。
腰の力が一気に抜けて秘部の奥が熱くなり前のめりになりながら息を漏らす。

「は・・・あ・・・・あ・・・」

それはアルトリアのものでもありジャンヌのものでもあった。
魂が共鳴し等しく快感の波に溺れているのだ。
かたく閉ざされた緑色の意識が波に飲み込まれて紫色に染まっていく。

トロッとした愛液が太ももを滴り始める。
足を伝って床へ、そして虚ろな目のアルトリアの足にたどり着く。
体を登り肛門や膣口、尿道口。
さらに口や鼻、耳からそれらは侵入していく。
流れ込むそれらが入り込むと彼女の視線がピクッと動いた。
瞬きをして体を動かそうとするも体中にまとわりつく液体によって阻まれる。

「あら、ごめんなさい」

その声とともに液体は彼女の恥部に飛びつき刺激しながら体内へと侵入した。
その快感はもちろんアルトリアに伝わっている。

「あっあっ」

腰の浮くような感覚に勝手に震えてしまう体。
アルトリアは自分の体で感じる快感に笑みを漏らす。

「これが私の感覚・・・アルトリア・ペンドラゴンの・・・」

鎧と服の内側では汗が溢れ出し紫の液体で塗れていた下着は今や彼女の愛液によって塗り替えられていた。
堪えきれなくなり服の中へと手を入れて自らの恥部を刺激し始める。
汚染されたアルトリア・ペンドラゴンの魂はさらに侵食が進んでいく。

「あ、気持ちいい、これ、きもち・・・い・・・マスター・・・もっと」

人間でならば子宮があるであろう場所で煮えたぎるものなど知らず彼女は我を忘れて股間を弄る。
沸騰しきったそれらが噴出した時、彼女は逝ってしまった。

「あっ・・・はぁぁっ・・・」

股間から吹き出した液体はジャンヌとは違い緑色だった。
アルトリアの瞳の色のスライム状の液体が勢い良く出てきている。

「あっ、止まれっ、やめ、だめ・・・だ・・・」

その噴出がいけないことだと理解していた彼女は悲痛な声をあげる。
だが声をあげながらその口角が上がり声色も変わっていくことに気がついていなかった。

「・・・あ、マスター・・・のものに・・・なっちゃう・・・ふふ♪」

幾度も攻め抜かれついにアルトリアはマスターと一つになった。
いつもの毅然とした表情が笑顔で喜びを隠さないものとなる。
ジャンヌもそれを見てとても楽しげだ。

「その体はいかがですか?」

「素晴らしいです、とても」


時折快感に震えながら鎧を体から剥がすと慎ましやかな胸を下から持ち上げる。
ジャンヌほどではないが存在を主張し張りのある胸を自ら揉み始めた。

「なんと素晴らしい光景だろう・・・ここを・・・あっ」

敏感になっていた乳首に触れるとまた腰から力が抜ける。
マスターはマシュともジャンヌとも違う快感と満足感をアルトリアから愛液として放出していた。

ジャンヌは一人で楽しみ始めた彼女の顔を無理やり自分の方へと向け見つめ合う。
互いの顔と体を舐めるように見ている。


「じゃ、先ほどの続きといきましょうか・・・次こそは負けませんよ?」

「望むところです、ではっ!」

片方が飛びかかり口づけを交わしながら別の戦闘を開始する。
魂の似通う二人の新たな戦いが幕を開けた。








「・・・ちっ」

不機嫌そうな表情のモードレッドがとある部屋の前に立っている。
そこは彼女の父であり・・・そして敵であったサーヴァントがいる場所。
恨みながら敬愛している人が扉の向こう側にいる。
マスターの甘い誘いに悪事を見過ごしてしまった。
だが考えた結果それでは良くないと判断したのだ。
まだ時間もあまり経ってはおらず忠告する余裕はあるはず。
だがどう切り出せばいいのかわからず部屋の前でこうしてただ突っ立っているのである。
ついに決心したモードレッド。
扉に手をかけ勢い良く開いた。
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