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とある身体の征服者

時間がちょっと空いてしまいました。
お絵かきが楽しいもので・・・。
とあるもアニメだけではありますが結構好きです。
主にキャラクターがですが・・・笑








学園都市恒例の身体検査を終えた御坂美琴はシャワールームへと向かっていた。
普段であれば後輩でありルームメイトであり尚且つ友人でもある白井黒子と行動を共にしていた。
だが追加項目と言われ普段とは違う検査を受けていた結果、時間は伸びに伸び空が少し赤く染まり始めていた。

「はぁ~・・・黒子達に悪いことしたな」

放課後に白井や同じく友人である初春、佐天らと遊ぼうと約束をしていたのだが時間の変更により行けなくなってしまったのだ。
楽しみがなくなってしまったことと約束を無下にしてしまった申し訳無さに彼女はため息をついていた。
ふと背後に気配を感じ振り返ると先ほどまで検査をしていた研究員と同じ格好をした女の子が立っていた。

「あのすみません。御坂さん・・・ですね?お疲れのところかと思いますが・・・」

申し訳無さそうにしている彼女は自分と同じぐらいの歳だろうか?
普段自分が出会う研究者達に比べて彼女は幾分かまともに見えた。

「あのぉ、その・・・レベル5の検査の追加項目として・・・」

「ああ、はい。お願いします」

この歳で研究者になるというのは並大抵の努力では務まらないはずだ。
レベル1から努力によってここまできた御坂にはそれが分かっていた。
嫌な人物にも見えなかったのでここは快く受けようと気持ちを切り替える。

「それで・・・何をするんですか?」

「あっ、ありがとうございます!ええと、ちょっといつもとは違うので・・・説明をいたしますのでこちらへどうぞ」



「・・・というわけですが・・・御坂さんの了承が必要なんです。受けていただけますか?」

「えーと・・・つまり・・・」

一時間ほどの説明を受け御坂は考え込んでいた。
今しがた目の前の若き研究者から受けた内容はここが学園都市であることを強く思い知らされる内容だったのだ。

「つまり私の見た目になった別の人物があの食蜂操祈の能力を利用して私の記憶を使い一週間私に成り替わって生活するってこと?」

「一週間通して成り替わるとまではいきません。少し面倒かもしれませんが1日の中で何回かに分けて御坂さんと入れ替わっていただきます。その間の様子はカメラでモニターするので何か問題があるようでしたらいつでも中断していただけるかと」

「あ、そうなんだ・・・うーん」

「御坂さんのようなレベル5の方の生活をも調査するべきと考えての実験です。ご洋服も回収させていただきたいのですが・・・よろしいですか?」

「え、服?制服はいくらでも用意できるでしょ?」

「いえ、御坂さんが実際に着ていらっしゃるご洋服も必要でして」

「ふ~ん。まあ、服くらいなら別にいいけど」

「下着や靴下等も含まれるのですが・・・」

「え”っ」

下着というワードに御坂は顔をしかめた。
うっすらと気持ち悪さも感じ始めていたがそれよりもショートパンツの下に履いているお気に入りのゲコ太パンツを取られてしまうことが嫌だったのだ。

「あ、もちろん新品で同じ物を用意いたします!お気に入り・・・であれば仕方ないですが・・・」

「・・・新品で用意できるなら限定品とかは?」

「あー、ゲコ太関連でしたらコネがありますのでいくらでも」

「乗った!」

笑顔で快諾してくれた御坂にホッとする。
御坂が書類にサインを済ませると彼女は立ち上がった。

「では」

「え?」

御坂はその光景に目を疑った。
目の前にいた少女の体の表面が浮き上がっていたのだ。
皮膚が浮き上がるというわけではなく広がったそれらはそこに人がいたであろう形をとどめていた。
先ほどまでいた女性の目や体の色が浮き上がったポリゴンのような四角いモニターに映されている。
服や下着が下に落ち映される色はほぼ肌色だった。
色白だった研究員の肌の色がだんだんと外を出歩き少しだけ焼けた皮膚の色に近づいていく。
頭があったであろう部分では髪の毛の色が黒から茶色へと変わっていく。
3DCGで見るようなその光景に御坂は目を離せない。
全てが御坂の体の色と同じになった時に広がっていたポリゴンが元あった場所に戻っていく。
研究員の少女が立っていた場所には”御坂美琴”が裸で立っていた。

「ふぅ・・・これで御坂さんになっていると思います・・・御坂さん?」

「ちょっ、なにその能力!見たことないんだけど!?」

「説明であったように妹達を見て慣れていらっしゃると思ったのですが」

「あの子達とは別に決まってるじゃん!すご・・・」

「本来であれば見た者そっくりになるだけなのですがDNAマップをいただいているので今この体は100%御坂さんと同じになっておりま・・・あの?」

御坂は不思議そうに見つめもう一人の自分の髪の毛を触ったり顔に触れたりしている。
少し戸惑う研究員に気づきすぐに手を引っ込めてしまった。

「あ、いや、ごめんなさい」

「誰でもそうなるとは思いますよ。何か不満点がありましたら今のうちにおっしゃっていただければと思います」

「鏡見てるみたい・・・妹達はその、ちょっと雰囲気違うし。いつもより気持ち悪いっちゃ気持ち悪いかも・・・」

そう言いながらも御坂は興味ありげに見つめていた。
御坂となった研究員は用意してあった箱から常盤台中学の制服を取り出すと御坂に手渡す。

「こちらに今着ていらっしゃるものと同じものが入っていますので着替えていただけますか?脱いだものを私が今から着るので」

「あ、ごめん裸だったか・・・というか見た感じ年齢も同じくらいなんじゃない?そんな敬語使わなくても・・・」

「後で御坂さんの記憶もいただきますのでその時に変わりますよ。こうしておかないと自分が何者かわからなくなってしまい危険なので・・・」

「そっか・・・うん、わかった」




一週間後〜〜〜



「じゃあこれにて実験はおしまい!ありがとね御坂さん」

「自分に御坂さんって呼ばれるのは本当に変な感じね・・・でもこちらこそありがとう。なかなか楽しかったわ」

二人の御坂美琴が向き合い握手をしている。
それを見つめる白井黒子の口元からはよだれが垂れていた。

「おほほっ・・・お姉さまが二人・・・おねえたま・・・いひひ」

「黒子・・・」

「まあそれが黒子だから仕方ないわね」

「あんたはいいのよ・・・私はこれがこれからも続くんだから」

一週間を共にした二人には不思議な友情が芽生えていた。
同じ感情、同じ記憶を持ち少し下がるものの能力というアイデンティティも同じ。
一部を除き共有した記憶に理解を示した彼女にすっかり心を許していたのだ。

「次もまた誰かのところへ行くわけ?」

「ええ。でもその時はもう別の人に成り切らなければいけないから御坂さんとはこういう風に話せないかな」

「そっか・・・うん」

「これが私の仕事。もう会えないかもしれないけれどもしまた会ったらよろしくね」

「もちろん!」

部屋を出て行くもう一人の自分。
短い間ではあったが楽しかった時を思い出し御坂は少し目頭が熱くなるのを感じていた。

「いつかまた・・・会えるかな・・・」
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