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楽園に潜む欲望

禁欲は終わりを告げました。
再挑戦します・・・。

いろんな方によくしていただきとても嬉しく感謝しております!

今回も既存のものです。
続きはもうちょっと先になりそうです。
頑張ります!(おばけ










艦娘と呼ばれる専門の戦闘員たちが人類の敵、深海棲艦と戦いを繰り広げる世界
彼女たち艦娘は朝、昼、晩と休む暇がない日もあった
戦争なのだから仕方のない事ではある
だが目に見える疲労により無駄な犠牲が増えてきていた
大本営からは具体的な解決策は出ない
各鎮守府への通達は
『こちらからの支援は不可能。各員自力で解決せよ』とだけ

ある鎮守府では提督が自らの知識と技術でそれを解決しようとしていた
純粋に艦娘のためを思った彼の行動
それが彼自身を狂わせることになると誰が想像しただろうか





「・・・これなら成功するはずだ」

機械を前に男はつぶやく
この部屋はとある鎮守府内にある開発研究室
彼はこの部屋の開発責任者でありこの鎮守府の提督でもある
度重なる戦闘による艦娘の疲労を解決しようと躍起になっていた

「おはようござ・・・あ~またやってる」

緑の着物をきた美女が入ってくる
航空母艦”蒼龍”
それが彼女の名前だ
ツインテールの髪を揺らしながら呆れながらも笑顔で提督の元へ寄ってくる

「おぉ、おはよう」

ちらっと蒼龍の方を見た提督は笑顔で答えた
今日も綺麗で素敵だ・・・
彼女たちを犠牲にしてはならない
そう思い作業を続行する

「私たちのことを思ってくれるのは嬉しいんだけど・・・夜はちゃんと寝た方がいいですよ?」

「ああ・・・よし!」

「え!できたの!?」

最後の端子の接続を終えて提督は立ち上がる
あとは最後のテストのみが残っていた

「う~ん・・・テストにはやはり艦娘でないとダメか?」

「てすと・・・?私でよければいいですよ?」

蒼龍が笑顔で言った
だが彼は悩んでいた
もし失敗して彼女に影響がでた時・・・どう責任を取ればいいのだろうか

「・・・大丈夫!提督の作った疲労回復マシーン!でしょ?」

「あ、ああ・・・厳密には」

「いいのいいの!そこからは多分わからないから」

説明などはいらない
彼がどんな思いでこの機械を作っていたのかは自分が一番知っていた
彼の役に立てるのなら彼女はどうなっても本望だった

「あの・・・さ?これが成功したら・・・」

「・・・!!」

耳打ちされた言葉に彼は目を丸くする
二人は顔を真っ赤にしながら向き合った

「・・・ああ、約束しよう!では明石を呼んでくるよ」


提督と蒼龍の二人は椅子に座っていた
どちらも先ほどの機械へと大量の配線が繋がっている

「では、失礼しますね」

工作艦”明石”が蒼龍の背中を起こす
背中には大きな接続穴が空いていた
これはすべての艦娘にあるもので戦闘時の武装となる艤装と体を接続するためにあるものだ
神経と直接つながることによって彼女たちは艤装を意のままに操ることができる

「少し痛みがあるかも・・・」

「大丈夫!慣れてるから」

「・・・いきますよ」

太い管の先には接続用のプラグが付いている
明石はそれを蒼龍の背中へ挿入した

「っ!!」

ビクンと体を大きく震わせる
心配そうに見ている提督を明石が諭す

「接続する際はいつもこうなりますから心配は要りませんよ」

「・・・では私にも頼む」

提督は改造手術を受けた艦娘とは違い生身の人間だ
だが彼は今回特別な手術を受け艦娘用の接続口を背中に組み込まれていた
明石が後ろに回り金属の擦れる音とともに彼の視界は暗くなった



次の瞬間提督は真っ白な世界に来ていた
何もない空間
それを理解すると手元に端末が出現する

『聞こえていますか?』

どこかから声が聞こえてくる
明石の声だ

「あ、ああ。聞こえている。こちらの声は聞こえているか?」

「ええ、バッチリです!ここまでは成功のようですね!」

興奮気味な声が白い世界に反響している
端末を手に取った彼は何やら入力を始めていた

「・・・よし、これで蒼龍と合流できるはず」

決定を押す
白い世界が歪んでいく
青い空が出現し地面は砂浜になっていた
振り向くとそこに驚いた様子の蒼龍がいる

「提督!」

こちらを見つけると歩み寄ってきた
大きな胸が少し上下に揺れている

「蒼龍、これが俺が作りたかったものだ」

仮想現実・・・それが彼の機械の作り出す空間だ
提督は戦時中で贅沢品が禁止されている中、精一杯の癒しが受けられるようにと開発を続けていたのだ
これに接続されている間身体はリラックスでき疲労を回復できるようにもできていた

「へぇ~・・・わっ、冷た!」

端末を操作すると砂浜から綺麗な水が湧き出てくる
すぐに一面が綺麗な青色の水で満たされた

「すごい・・・本物の水みたいです」

パチャパチャと足踏みをしながらはしゃぐ彼女の姿を見て彼は実験の成功を確信していた

『もう少し物体を出現させてください。データを取りたいので』

明石の注文が入った
端末の中にあるものを選び出現させていく
戦車、船、飛行機、家といったものがぽこぽこと出現してくる

「すごーい!ちょっと家の中に入りましょうよ!」

興奮気味の蒼龍に押されて家の中に押し込まれていく
高級住宅といった雰囲気の内装で家具なども充実している
キッチンにある冷蔵庫の中身に蒼龍がきゃっきゃと騒いでいるのが微笑ましい

「この果物、美味しい!」

階段を上っていき二階へと上がる
子供部屋を過ぎるとベッドルームがあった
快適そうな大きなダブルベッドが置いてある

「ね、それでいろんなもの出してるんですか?」

端末をひょいと奪い好きなものを出そうとする蒼龍
だが何も反応せず困った顔をしていた

「あれ~?何も出ない・・・」

「そ、それは私のみに反応するようになっているんだよ」

苦し紛れの嘘をつきながら端末を取り返す
納得していない様子だが提督の後ろにあるベッドを見ると目を輝かせた

「わぁ~大きなベッド!」

提督の手を引きベッドへとダイブする
ぼよんとベッドのスプリングが反応しているのがわかった
二人は抱き合い見つめ合う

「ねえ、これは現実じゃないんでしょ?」

蒼龍の言いたいことを彼は理解した
頬を赤く染め上目遣いで彼を誘っている
うなづき彼は服を脱ぎ始めた

「じゃあ・・・俺の好きなようにしていいか?」

「もちろんっ」

「よーし・・・おい明石、これは記録するんじゃないぞ!」

『はいはいー・・・』

呆れた様子の返事が返ってくる

「えへへ・・・じゃあ・・・始めましょ?」

スルスルと着物を脱ぎ始める彼女の姿に提督は興奮を隠せない
背中を向けている蒼龍に近づき腰に手を回す
うなじに鼻を当ててすんすんと匂いを嗅いでいた

「蒼龍・・・」

「やだやだぁ・・・くすぐったいですよぅ」

彼女の反応に彼はさらに興奮していた
彼女を自分のものにしたい・・・
その思いが肥大化していく

「えへへ・・・ひっ!?」

「な、なに・・・なんだ!?」

蒼龍が悲鳴を出した
彼女の腰にある自分の手・・・
そこから黒いドロドロとしたもの出てきて彼女を覆い始めている

「な、なにこれぇ!」

「わからん・・・明石!見えてるか!?」

『見えてます!・・・蒼龍さんの脳波が異常なんです!』

それを聞いて彼は戦慄する
これが自分の最も恐れていたことなのだ

「いかん!接続を解除しろ!」


『今やってます!』

言っている間も黒いモノは蒼龍を覆い尽くしていく
自分の手から出て行くモノを止めようにもがっしりと腰を掴んだ手が離れる気配はない



「あ、あと10秒!」

明石はモニターから離れて蒼龍の元へと向かう
プラグを抜き取る準備をしていた

「うっ・・・ああっ・・・・んうぅっ・・・」

顔を歪め体を痙攣させ苦しむ蒼龍を見て焦りが出てくる

『早く!!』

離れた場所に見えるモニターにはほぼ完全に黒いモノに覆い尽くされた蒼龍が見えていた

「抜きます!」

プラグを抜き取ると蒼龍は深く息を吐いた
脳波は安定し安らかに眠っている

提督も目を覚ましていた

「こっちも抜いてくれるか・・・」








「蒼龍?聞こえるか?」

「うぅん・・・」

「蒼龍!やっと目が覚めたか!」

気だるそうな顔で彼女はむくりと起き上がった
ぼーっとしていて状況を把握できていないようだ

「痛むところはないか?」

提督は顔を覗き込む
彼女は目を丸くして提督を見つめている

「な、なんで・・・」

「わかるようだな・・・ここは医務室だ。焦らなくていい。ゆっくり休んでくれ」

目の前の人物に驚いている
彼女は自分の手を見る
続いて顔を触り次は胸の下に手を持ってくる
上下に揺れ動く二つのもの
しばらく二人ともそれをじっと見ていた

「ど、どうしたんだ」

「まさか・・・そんな!」

立ち上がると駆け出して壁にある鏡の前まで行く
そこには航空母艦、蒼龍が立っていた

「・・・わたしが・・・蒼龍・・・?」

「大丈夫か蒼龍?」

ポンと肩に手を置かれる
後ろにいるのは・・・自分?

「だ、だれだ・・・お前は!」

「なんだ、どうしたというんだ」

おろおろと不安げな顔で自分を見つめている男がいる
どう考えても自分だ
もう一人の自分がいる・・・!

「蒼龍は・・・あれ?蒼龍は私じゃん」

自分が何者かを考えた
ああそうだ、自分は蒼龍だ
提督のことが大好き
実験が成功したらケッコンをしようと約束していたじゃないか・・・

「あ、あれ・・・?」

頭の中が混乱していた
提督が目の前にいる
自分も提督で・・・それでいて自分は蒼龍でもある・・・?
情報を整理しなければ・・・仮想空間の中で何があった?

「あの黒いモノに覆われた影響で少し記憶障害が出ているのか・・・すまないことをしたな・・・」

うしろからぎゅっと抱きしめられる
ぞわぞわと感じる
もっと抱きしめて欲しい
いや、その先まですすめてほしい・・・

「ねえ・・・さっきの続きをしない?」

そうだ・・・何があったか思い出した

蒼龍を手に入れたかった
強すぎる思いがあのとき具現化したのだ
その思いが叶った

このカラダでもっと気持ち良くなりたい
そしてこのカラダが乱れる姿を自分で見たい
その気持ちで満たされていく
提督の顔を見つめるその顔は欲望で満ちている

次は何をすべきか

彼女は既に考えていた
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